熊蟄穴|冬ごもりの知恵に学ぶ。“備える力”がビジネスを強くする季節戦略

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第61候:熊蟄穴(くま あなに こもる)|12月6日頃〜10日頃

熊蟄穴は、熊が冬の穴ごもりに入る頃を指します。表向きは動きが止まったかのように見えても、内側では次の季節に向け“体力と戦略”を蓄えているタイミングです。

2025年は、日本各地でクマの出没が急増し、都市近郊でも姿を見せるケースが相次ぎました。森でのエサ不足や環境の変化など、表には見えない“蓄えの問題”が大きな背景になっていると報じられています。自然界でも備えの不足は行動に影響し、結果として社会全体に大きな波紋が広がるものです。

これはスモールビジネスにも通じます。外が慌ただしくなる12月こそ、あえて「整える」ことが来年の成果を左右します。発信の棚卸し、プロフィールの見直し、来年の柱となる企画づくり──どれも外からは見えませんが、信頼の“根太(ねだ)”を太くする作業です。

心理学では、静けさの中で決めたルールは長期的な継続性が高いと言われています。熊が冬の間に体の準備を整えるように、この季節の“仕込み時間”が未来の成長を後押しします。

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石田梅岩(いしだ ばいがん)とは

1685年〜1744年。江戸時代中期の思想家。石門心学(せきもんしんがく)の開祖。

丹波国(現在の京都府)の農家に生まれ、京都の商家に奉公する。独学で儒教・仏教・神道を学び、45歳で私塾を開講。 「学問とは心を尽くし知を知るためのもの」とし、日常生活における実践道徳を説いた。特に商人の営利活動を「士農工商」の枠組みを超えて肯定し、「正直」「倹約」の重要性を強調。その思想は「先義後利」「三方よし」の源流とも言われ、現代の経営倫理の先駆けとして評価が高い。

庶民に対し平易な言葉で道徳を説く講釈(道話)を行い、性別や身分を問わず広く門徒を集めた。主著に『都鄙問答(とひもんどう)』がある。

2020年6月に創設された、経営者(個人事業主や会社役員を含む)のためのビジネス交流会「梅岩塾」八咫烏支部のサブマネージャーをしています。このような「商売の本質」を一人で考えるだけでなく、現代のビジネスにどう活かすかを共に語り合う場があります。私自身も運営に携わっている「梅岩塾」での活動についても、ぜひ知っていただければ幸いです。どなたでもゲスト参加できます。
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この記事を書いた人

甲田 和美のアバター 甲田 和美 代表取締役

株式会社東京コンテンツヒット代表取締役
中小企業や起業家さんが自分で発信できるブログつきのサイトをWordPressで制作しています。

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