芹乃栄|清流に立ち返る、チームの「瑞々しさ」と原点回帰

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第67候:芹乃栄(せり すなわち さかう)|12月31日頃〜1月4日頃

新年を迎え、冷たい沢の水辺で芹(せり)が青々と群れ生える頃。

春の七草の一つでもある芹は、競り合うように伸びることからその名がついたとも言われ、生命力の象徴です。芹が清らかな流水でしか育たないように、健全なビジネスもまた、淀みのない透明な想いと資金の流れの中にこそ宿ります。

石田梅岩が説く「倹約」とは、単に経費を削ることではなく、物を生かし、心を整えること。年頭にあたり、仲間内に溜まった澱(おり)を流し、飾り気のない本質的な価値を見つめ直す。

複雑な企画を画策する前に、まずは冷たく厳しい現実(水)の中でも、青さを失わずに現場で根を張ること。その「初心」という名の瑞々しさを保ち続けるチームだけが、新しい年の激流をしなやかに生き抜いていける。

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石田梅岩(いしだ ばいがん)とは

1685年〜1744年。江戸時代中期の思想家。石門心学(せきもんしんがく)の開祖。

丹波国(現在の京都府)の農家に生まれ、京都の商家に奉公する。独学で儒教・仏教・神道を学び、45歳で私塾を開講。 「学問とは心を尽くし知を知るためのもの」とし、日常生活における実践道徳を説いた。特に商人の営利活動を「士農工商」の枠組みを超えて肯定し、「正直」「倹約」の重要性を強調。その思想は「先義後利」「三方よし」の源流とも言われ、現代の経営倫理の先駆けとして評価が高い。

庶民に対し平易な言葉で道徳を説く講釈(道話)を行い、性別や身分を問わず広く門徒を集めた。主著に『都鄙問答(とひもんどう)』がある。

2020年6月に創設された、経営者(個人事業主や会社役員を含む)のためのビジネス交流会「梅岩塾」八咫烏支部のサブマネージャーをしています。このような「商売の本質」を一人で考えるだけでなく、現代のビジネスにどう活かすかを共に語り合う場があります。私自身も運営に携わっている「梅岩塾」での活動についても、ぜひ知っていただければ幸いです。どなたでもゲスト参加できます。
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この記事を書いた人

甲田 和美のアバター 甲田 和美 代表取締役

株式会社東京コンテンツヒット代表取締役
中小企業や起業家さんが自分で発信できるブログつきのサイトをWordPressで制作しています。

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