鱖魚群|年末こそ“仲間”が価値を生む

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第62候:鱖魚群(さけのうお むらがる)|12月11日頃〜15日頃

鱖魚群(さけのうお・むらがる)は、川を上るサケが群れを成す頃。急に派手な動きを見せるわけではなく、目的を同じくする仲間が自然と集まっていく、あの静かな一体感が印象的なタイミングです。

スモールビジネスでも、この“群れ”が案外あなどれません。年末は、ひとりで頑張るよりも、同じ方向を向く人の声が心強い時期。オンラインコミュニティ、業界の小さな勉強会、SNSでのゆるい交流──どれも「今年の振り返り」「来年の準備」に欠かせない“集まる力”を生みます。

心理学では「社会的勢い(ソーシャルモメンタム)」と呼ばれ、ひとりでは停滞していた行動が、人との関わりによって再加速することがあります。例えば、年末に向けて投稿が止まりがちな人でも、同じ空気をまとった仲間と繋がるだけで、不思議とペースが戻ってくるもの。

忙しさで視野が狭くなりやすい今こそ、静かに群れをつくる時期。目的が似ている小さな仲間に近づくことで、来年の動きが軽くなるはずです。群れるのは弱さではなく、前に進むための“エネルギー補給”に近いのかもしれません。

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石田梅岩(いしだ ばいがん)とは

1685年〜1744年。江戸時代中期の思想家。石門心学(せきもんしんがく)の開祖。

丹波国(現在の京都府)の農家に生まれ、京都の商家に奉公する。独学で儒教・仏教・神道を学び、45歳で私塾を開講。 「学問とは心を尽くし知を知るためのもの」とし、日常生活における実践道徳を説いた。特に商人の営利活動を「士農工商」の枠組みを超えて肯定し、「正直」「倹約」の重要性を強調。その思想は「先義後利」「三方よし」の源流とも言われ、現代の経営倫理の先駆けとして評価が高い。

庶民に対し平易な言葉で道徳を説く講釈(道話)を行い、性別や身分を問わず広く門徒を集めた。主著に『都鄙問答(とひもんどう)』がある。

2020年6月に創設された、経営者(個人事業主や会社役員を含む)のためのビジネス交流会「梅岩塾」八咫烏支部のサブマネージャーをしています。このような「商売の本質」を一人で考えるだけでなく、現代のビジネスにどう活かすかを共に語り合う場があります。私自身も運営に携わっている「梅岩塾」での活動についても、ぜひ知っていただければ幸いです。どなたでもゲスト参加できます。
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この記事を書いた人

甲田 和美のアバター 甲田 和美 代表取締役

株式会社東京コンテンツヒット代表取締役
中小企業や起業家さんが自分で発信できるブログつきのサイトをWordPressで制作しています。

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