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第51候:蟋蟀在堂(きりぎりす いえにあり)|10月17日頃〜21日頃
夏の夜、草むらで鳴いていた虫たちが、秋の深まりとともに家の中に入ってくる頃。
第49候「蟋蟀在戸(こおろぎ とにあり)」で戸口に寄ってきた虫が、ついに家の中へ──。この二つの候は、季節が外から内へ移りゆく過程を描いています。
昔の暦では「きりぎりす」は今でいう“こおろぎ”のこと。寒さを避けて静かな室内へ移る姿は、人の営みとも重なります。
ビジネスに置き換えるなら、外への発信や営業を少し緩め、内側を整えるタイミング。
情報発信の仕組み、顧客との関係性、サービス設計などを見直すときです。
動きの多かった上半期を経て、いったん立ち止まり、自分の土台を温める。
この「内をあたためる季節」があるからこそ、次の春に芽が出る。
静けさの中にある力強さを感じながら、今年の後半を整えていきたいですね。

