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第61候:熊蟄穴(くま あなに こもる)|12月6日頃〜10日頃
熊蟄穴は、熊が冬の穴ごもりに入る頃を指します。表向きは動きが止まったかのように見えても、内側では次の季節に向け“体力と戦略”を蓄えているタイミングです。
2025年は、日本各地でクマの出没が急増し、都市近郊でも姿を見せるケースが相次ぎました。森でのエサ不足や環境の変化など、表には見えない“蓄えの問題”が大きな背景になっていると報じられています。自然界でも備えの不足は行動に影響し、結果として社会全体に大きな波紋が広がるものです。
これはスモールビジネスにも通じます。外が慌ただしくなる12月こそ、あえて「整える」ことが来年の成果を左右します。発信の棚卸し、プロフィールの見直し、来年の柱となる企画づくり──どれも外からは見えませんが、信頼の“根太(ねだ)”を太くする作業です。
心理学では、静けさの中で決めたルールは長期的な継続性が高いと言われています。熊が冬の間に体の準備を整えるように、この季節の“仕込み時間”が未来の成長を後押しします。

