蟋蟀在堂|外から内へ、整える季節がはじまる

目次

第51候:蟋蟀在堂(きりぎりす いえにあり)|10月17日頃〜21日頃

夏の夜、草むらで鳴いていた虫たちが、秋の深まりとともに家の中に入ってくる頃。
第49候「蟋蟀在戸(こおろぎ とにあり)」で戸口に寄ってきた虫が、ついに家の中へ──。この二つの候は、季節が外から内へ移りゆく過程を描いています。

昔の暦では「きりぎりす」は今でいう“こおろぎ”のこと。寒さを避けて静かな室内へ移る姿は、人の営みとも重なります。

ビジネスに置き換えるなら、外への発信や営業を少し緩め、内側を整えるタイミング
情報発信の仕組み、顧客との関係性、サービス設計などを見直すときです。

動きの多かった上半期を経て、いったん立ち止まり、自分の土台を温める。
この「内をあたためる季節」があるからこそ、次の春に芽が出る。
静けさの中にある力強さを感じながら、今年の後半を整えていきたいですね。

  • URLをコピーしました!
石田梅岩(いしだ ばいがん)とは

1685年〜1744年。江戸時代中期の思想家。石門心学(せきもんしんがく)の開祖。

丹波国(現在の京都府)の農家に生まれ、京都の商家に奉公する。独学で儒教・仏教・神道を学び、45歳で私塾を開講。 「学問とは心を尽くし知を知るためのもの」とし、日常生活における実践道徳を説いた。特に商人の営利活動を「士農工商」の枠組みを超えて肯定し、「正直」「倹約」の重要性を強調。その思想は「先義後利」「三方よし」の源流とも言われ、現代の経営倫理の先駆けとして評価が高い。

庶民に対し平易な言葉で道徳を説く講釈(道話)を行い、性別や身分を問わず広く門徒を集めた。主著に『都鄙問答(とひもんどう)』がある。

2020年6月に創設された、経営者(個人事業主や会社役員を含む)のためのビジネス交流会「梅岩塾」八咫烏支部のサブマネージャーをしています。このような「商売の本質」を一人で考えるだけでなく、現代のビジネスにどう活かすかを共に語り合う場があります。私自身も運営に携わっている「梅岩塾」での活動についても、ぜひ知っていただければ幸いです。どなたでもゲスト参加できます。
Facebookでの連絡大歓迎です→こちらから

この記事を書いた人

甲田 和美のアバター 甲田 和美 代表取締役

株式会社東京コンテンツヒット代表取締役
中小企業や起業家さんが自分で発信できるブログつきのサイトをWordPressで制作しています。

目次